初釜 「一(はじめ)」
席入りが終わる。
茶室、床の間のお軸には、「一」と力強く書かれている。「一」の横の流れるような文字は、「万年の寿に似たり」と詠む。結び柳に紅白の椿が青竹の花入れにある。
年の初め。今日この日を一(初め)に、皆様にとって良き一年であるように。との亭主の願いを表したものである。初釜にはとてもふさわしい書である。 会記には、著者は橘大亀(たちばなたいき)和尚で、百歳の時に書かれたものだと亭主から聞いた。
亭主の挨拶が終わる。亭主は何を隠そう、我が母である。73歳になります。普段の台所とは異なり、おもてなしの気合が入っている。真剣勝負なのだ・・・。背筋が美しいとよく褒めていただきます。表千家で、名を宗康(そうこう)
正客を務めていただいたのは、櫻井精技の櫻井社長(写真)。昨年は51歳という若さで黄綬褒章を受章された。写真は受賞記念の茶碗(銘;海上の月)と一緒に・・。夜な夜な悪いことができなくなった・・。と嘆くご本人。しかし顔の表情は、昨年にも増して実に穏やかで、貫禄が出てきておられた。褒章効果であろう。日本人の美しい器はこのようにして作られていくのかと感心させらました。
炭手前が披露される。釜にも視線が集まる。胴に「千秋万歳」と掘られている。13代即中斎の鋳込み。蓋は赤銅色で、「日の丸釜」と呼ぶ。めでたいめでたい!!作者は、吉羽与兵衛と聞いた。
前座が終わり、中立ちして、いよいよ後座。濃茶を点てて、皆で廻しのむ・・。
時間が止るようなステキなひとときを味わうことができました。
毎年、初釜を当社の醤油蔵に隣接する両親の自宅で執り行なっている。今年は蔵の改修がスタートする1年である。一の一歩にしたいものである。
こんにちは・・・・・ ごぶさたしております。 いつも楽しみにブロク拝見しています。 また、お年賀ではお子さまたちの成長ぶりにびっくり! ますますご活躍を、福岡よりお祈りしております。 大手門に新しい会社のショ-ル-ムができあがりました。 来福の折には、ぜひお立ち寄りください。
コメント by 大村 直子 — 2008/1/28 月曜日 @ 16:38:28