明治の蔵と南米コロンビアの竹と南国の醤油の奇妙な組み合わせ
日頃からお世話になっている隈さんから、書籍が届いた。岩波新書からの新刊だ。
タイトル 「自然な建築」
帯には、 水、石、竹、土、和紙と大地をつなぐ。場所に根の生えた生産行為こそが、存在と表象とをひとつにつなぎ直すことを、日本の大工は直感的に把握していたのである。その方法の現代における可能性を、具体的な場所を通じて探っていくのが主題。
と記載されていた。
5章「竹」 万里の長城の冒険
135ページ。割れない竹 「グアドゥア」 南米産 コスタリカ、コロンビアの高地に生息する竹。
熊本の南国の、濃厚で香り高い醤油の匂いをかいでいるうちに、増築はどうしても竹でなければならないという気分になった。竹の軽さ、やさしさ、清涼感が、南国の醤油の味をさらにひきたてると感じたのである。
と隈さん。
しかしあまりにもたくましいコスタリカの竹。このグアドゥアの粗さに負けてしまう不安を感じたと・・。そこでグアドゥアを裂いて使うというアイデアが閃いた。
と隈さん。
竹と竹とのジョイントがもっとも難しい。実はまだ決定打がみつかったわけではない。過去の繰り返しは簡単だが繰り返しからは感動は生まれない。
新しい組み合わせが新しい解答を要求する。
と隈さん。
明治の蔵とコスタリカの竹と南国の醤油。その組み合わせから、万里の長城とは一味も二味も違う、竹の建築が出現しつつある。
「グアドゥア」つくるよ!! 隈さん。
夢を諦めずに・・・。つくろう。
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