正月のしつらえ。
しつらえを担当するのは、ずっとこれまで母である。
屠蘇も私が生まれてからずっと変わっていない。〇に久は、浜田家の家紋らしい。
子供たちも少し大きくなり、元旦早々、屠蘇をおかわりした。
数の子もペロリと平らげてしまった。しゃりっしゃっ・・と口の中で小刻みに音を立てる。味付けも昔のままである。
雑煮を行儀良く、食べる。 味付けも昔のままである。もちろん母上がこれまで担当している。
子供たちも成長し、親も年を重ね、そのまた親も年を取り、だんだんと親から子へのバトンタッチが身近に感じてきた・・・。
伝統。
歴史の中で、形成されてきた種々の形態のなかから、特に重んじてきた継承すべきもの。しかし、型にはめるのではなく、様々のことにチャレンジし、更なる高みを目指し、ますます自身に磨きをかけていくことで、その素晴らしさが再確認できるような気がする。
設(しつら)えには、再確認できる様々なものが凝縮されていました・・・。
要するに、母はいつまでも、偉大である。
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