第1回熊本城マラソン!初フルマラソン挑戦。ネット5時間00分 完走の記録
読者のみなさま。ずいぶんとブログが空いてしまい、申し訳ないです・・・。
熊本市は4月いよいよ政令市へ移行。
記念しての第1回の市民マラソンが去る2月19日に開催されました。
最初は正直、興味本位。ただのノリ・・・。で友達に便乗して登録したのですが。
大会まで40日
今年正月2日。友達の渡邉君(花のワタナベ)に無理やり背中を押され、まずはゼビオへ!!
形から入る。ミーハーな僕にとっては当たり前の基本。
まずは靴選び。
「こっちの靴がかっこいいけど・・。」
「だめだめ、それは、僕より早くなったら履いてください。ハマダさんはこちら。ニューバランスの初心者向け。 もしくは、アシックスの・・・」
・・・・・。
「ちとテイストが違うがまあいいか。」
NBの靴を選んでもらい、次は、ワコールのCWX??
「何それ?」
「筋肉を抑える特殊なタイツです。これで疲れが全然違います!!」
「そんなもん??」
まあいいよ。言われるままに。
てな感じで、とうとう仕方なくトレーニングをスタート
まずは、会社から自宅までの片道7キロを走ってみよう。
てな感じで、40日間の完走の為のカリキュラムがスタートした。
大会まで30日
「走り方がちょっと、まだ、がに股ですね。足の先をまっすぐ出して走ってください」
「ういっす・・」
「足音がどたどたしてますよ。ほらこんな感じで、ボールがポンポンと跳ねるように!!」
「うううういっす・・」
「体重移動はこうですよ。こんなイメージで走って見えくださいハマダさん。」
「うううういっすってか、わからん!!かなり奥が深い。何でもそうだが、単純なものほど深い。」
ようやく、注文した、オークリーのFLAK JACKETが届く!!
これで、テンションあがるよ!!エンジンかかるよ!!
むしゃんよかああ!!(自分では)
大会まで20日
何でも無理やりやるもんだから、膝が故障。
いきつけの整骨院へ。
「濱田さん。無理です。この膝では、後がどうなるか知りませんよ。完歩することに目標を切り替えてください。早歩きで7時間で行けますよ」
断念を促す杉本先生。
「ともかく、完走りたいから治してください」 食い下がった。
「・・・・・。知りません。はい、じゃあ次は電気当てましょう。」
しれっと呆れた雰囲気が伝わってくる。
これ以上話すを止めた。
「まあノースロー状態が1週間あってもいいじゃないですか。焦らずやりましょう。僕も走れない時もありましたから・・。大丈夫ですよ。筋肉もだいぶ付いてきてますから!!」
大丈夫・・。根拠のない言葉だが・・・・、友人のなべちゃん(花のワタナベ)のマインドコントロールだ 。
大会まで10日
「そろそろ浜田さん。LSDやってみませんか??」
なべちゃんが言う。
「いやあ。ちょっとそれだけは、違法やろもん。だめだめ!!」
マジで応える。
「ははは!違いますよ。Long Slow Distance のこつです。90分くらい休まずゆっくりでいいから走ってみるですよ!!」
「なんだ。そんなこと??はは・・・・。」
大会まで1週間
なべちゃんが風邪。
パートナーがいないので、同じくエントリーしている鹿子木君に電話
鹿子木君は、パタゴニアブランドの洋服を販売代理している。本番では、上から着るブレーカーはパタゴニアブランドのマッ黄色のものを購入した。 ちなみにレティースサイズ。とほほ。
「ちょっと一緒に90分くらい走ろうか?」
「いいですよ。いまからすぐに、浜田さんの自宅に行きますよ」
ありがたいなああ・・・。
「どうです?きつくないですか?」 と鹿子木君
「なんかよかね。調子ヨカ!!。やっぱ一緒にトレランすると随分と楽だなあ・・」
ずっと2人でしゃべりながら15キロを完走した。約90分。1キロを6分ちょっとで走ったことになる。
少々自信がついた。
後は大会まで静養して、カーボローディングというらしいが、炭水化物とタンパク質を、食い込むことにした。
大会前日
いやがおうにも気分は盛り上がる。
最後のあがき。
整骨院に行き、間接を締めてもらい、お気に入りの足つぼマッサージに行き、血流を流してもらった。
大会当日
中央上段がビルオーナーのオモキ君。とその仲間たち!!
後輩の面木(通称おもケン)からFBで、当日スタート前に招待状を受ける。
上通りのサンマルクカフェの入るオモキビル2階がアジト。
みんな若い連中で、ゼッケンも若い。前のブロックからのスタートだ
「濱田さん。先で待ってます。一緒に走りましょう!!」 オモケンと仲間たちだ。彼らは毎週トレーニングを積んでいたから完走はまちがいない。
「わかった。待ってろよ!!」
スタートが迫り、緊張がみなぎるアジト!!
強がりを言ったものの、内心は不安でばくばくだ。できれば自分もこっそりブロックをCに繰り上げるか・・・・。
並んでみると、ほんとにシンガリだ!!自分の前に1万人いる!!ひえええええええ。
1万人のランナーが結集しているのも圧巻だが、はたして友達に追いつけるのか??
スタートの号砲がなる
予想通り、しばらくは動かない。まだ動かない・・。横を反対向きにAブロックのランナーが疾走していく。まだだ・・・
ようやく歩き出す。
少々早歩きになる。
小走りになった。
スタートラインを通過!! 蒲島知事も幸山市長もお立ち台の上だ。
とうとう始まった。
4キロ
ひたすらFブロックのランナーを追い越す。人並みをかきわけて走る走る。何千人追い越しただろう!!
まだまだ仲間の顔は見えない。ゼッケンを確認するが、DEFばかり。まだまだCは彼方か??
「浜田か??」
「おお?鹿子木」
振り返ると、同級生の鹿子木裕二だ。
「マイペースでがんばろうぜ!!」
お互い、完走を誓い、自分の設計したペースを維持。
1人僕は先に行った!!
「浜田さん??」
「おおお。堀先生。それに重光君!!なんやその格好!!目立つね!」
味千ラーメンのチームだ。かなり目立つ。
1人僕は先に行った!!
8キロ
30キロレースの先頭が引き返してくる!!はええええ!!
10キロ
西大橋を登るころ、ちょうど10キロ地点だ。沿道から声援が!!
「康成君!早いね。がんばれ」
義兄の野田三郎兄さんだった。
心臓のバイパス手術から生還したばかりだというのに、ありがたい。元気をもらった!!よし。前へ前へ前へ。
「んんん?その声は、もしかしたら島田君?」
「おおお。浜田さん。足痛くないっすか?」
「ちいっと痛い。が、まだ大丈夫かな・・・」
挨拶して先を急ぐ。ともかく前へ前へだ
NECルネサス工場が見え、川尻に突入か。という時に・・・・・。
「はまださん。うわあ。早いっすね!!」オモキだ!
「うわああ浜田さん。早えええええ。!!たいぎゃ飛ばしたでしょ??」 友達の鹿子木だ!!
「やっと追い付いたばい!! なんかお前ら楽しそうだな!」
「浜田さん。ここでちょうど今4時間半くらいのペースですよ。ちょっと早いんで、ペースダウンしましょ!!」
「なんばいいよっとか!!お前たち遅いぞ!はよ。行くバイ」
強がりを言うものの、内心、ほっとする。
ひたすら1人で走ってきたので、頼もしくもあり、うれしかった。
15キロ
15キロの札が見えた。
あああ。とうとうここから未知の世界だ。あとは、走れるところまで走ろう。あわよくばゴールまで!!
給水ごとに水分補強したので、トイレを催す・・・。しかし、トイレには長い列が!!
次も、またその次もトイレには長蛇の列!!
「困った。これでは10分以上のロスは必至だ。ともかく先を急ごう!!」
知らぬ間に、友達を追い越し、先に行っていた。
天明を過ぎ、Yショップが目に飛び込で来る。
ここしかない!!本能的にトイレを嗅ぎ分け、飛び込む。幸い1人待ちだけだ!!
待っているうちに、追い越した友達が、軽快に通過していくのが見えた。
トイレを終えた。2.3分先に目標となる友達がいる。
「前へ。追いつこう!!」
21キロハーフ地点通過
行きつけの整骨院の杉本先生らがエイドを組んでいた。
「先生!!ここまで来ましたよ。ちょっと膝に痛みがあります。締めてください!!」
「尾池君たちは30分くらい前に行ったよ!!」と先生
「ふえええ!! ともかく締めてください」
膝を手当てしてもらい、気持ち楽になったが、だいぶ時間をロスした。
「もうあと半分だ!!みんながんばれ!!」
声援が響く。
ここからひたすら孤独なランの再開だ。
飽田町の盛大な声援を駈け抜け、ようやくアクアドームが再び見えた。
ここから小島までの往復だ
すでに続々と、引き返してくるランナーたち
「うわあ。みんな早いなああ。ちくしょう。飛ばすぞ!!」
自分に鞭を入れるものの、、駄馬は、そんなに早くは走れない。
28キロ
小島を折り返すときに、ようやく、オモケン、それに鹿子木の姿とすれ違う
「おおい!!」声をかけた
返事がない。
「みんな、廻りを気にしている場合じゃあないみたいだ。そんな自分も余裕などないなあ」
中島太鼓、西高校のみんなの和太鼓が自分のランとリズムが一致する。走ることで、リズムを合わせ、心の中で、サンキュー
30キロ
「あと12キロ。もう一息ですよおお」 ボランティアの声援
「とうとうココまで来たね。確かココから全部歩いても、7時間はかからんぞ! よっしゃあ。完走が見えてきた」
心の中でガっツポーズ。タイムは今更わからない。ひたすら前へ走ること以外は、何もわからない。
二度目のトイレ。
エネオスのスタンドを借りる。ここは事前にチェックしておいたポイントだ。
スムーズに終えたが、すでに足は点パっていた
西大橋の帰り。行きとは大違い。足が思うように上がらない。坂が60度に見える。前にのめり込まないと、転げ落ちそうな錯覚!!
頂上まで到達
「浜田さん。かっこいいですよ。見直しました」
??ん?沿道から妙に落ち着いた声援。
「おお。太田君 、増永婦人!!増永は通過した??」
「まだこんです!!浜田さんが一番早いですよ」
「よっしゃああ!!ほんじゃあね。がんばるばい」
軽口を叩き、不思議と疲れが取れる。
下り坂。声援にタッチする余裕をかます!!
すでに、下半身は麻痺して、足首、かかと、右膝の外から痛みが襲ってきていた。
35キロ
「おおおお鹿子木選手!!」
歩いている鹿子木をキャッチ!
「あああ。浜田さん。ぼく36キロまで歩きます。」
「そうや。わかった。 じゃあ一緒に行こう!」
僕にもエネルギーはさほど残っていなかった。両足が宙から地面に落ちた。
しばらく歩く。
他のランナーがどんどん追い越して行く。これ以上は歩けない。
「37キロに法人会のエイドがあるから、そこまで走ろう!!」
37キロ
西法人会の若い仲間のいるエードだ。顔なじみがたくさんいる
「浜田さん。早いっすね。まだ、12時40分ですよ」
「どうや。見たか!!もうここがゴールでいいだろう!!」
などと冗談を交わす。
「ハマダさん。ようがんばったですよ。すげえタイムですよ。予想より1時間早いです。あとはゆっくり行ってください。」
「どうや?完走はできるよな?時間は大丈夫だよな?これから歩いてもいいかい??」
ベンチから起き上がろうにも足が言うこと効かない状態にまで陥っていた。
足が前に出ない。必死で腕を振る。錆びたゼンマイが動くように、
「じいいっ」と音を立てるかのように壊れた足が動きだした。
それからのラスト5キロ
長かった。長かった。
38キロの文字が。
ちょうど、信用保証協会さんのエードだ。見苦しい姿は見せられない。
軽快に走る振りをする。
「古荘専務!!」
「おおお・醤油屋 !がんばれ浜田醤油!!」
何人か知り合いにも合うが、もう手を振る元気もないくらい。膝の痛みはピークを越えた。
肉の横から、スペアリブがはみ出す感覚だ。
39キロ
もう動かん。あと3キロなんだ。あと3キロ
40キロ
福田病院を過ぎる。あああ。この坂を越えたらゴールだ
沿道から顔を覗き込んで
「がんばっれ。がんばっれ」の声援
止まるわけにはいかない。歩くわけにはいかない。走ろう。そうだ走ろう。
41キロ
こんな坂があったのか?ランナーも半分は歩いている。
お互いに激励する。
「がんばりましょう!」
「おう。がんばりましょう!」
幸山市長の姿が見えた。
「こうやまさん。戻ってきたよおおお」
「はまださん。ほんとにもどってきたあ。ほんとに・・」
市長も信じていないみないだ。自分もそうだが・・・。
ゴール
坂を抜け、二の丸公園に入る
100メートル先にゴールの赤いテープが!!!
「来た。とうとう来た。ゴールだ」
思わずガッツポーズ
先にゴールしていた鹿子木君と思わず抱き合った。
「がんばったね。おれたち!!すげええ」
「浜田さん。初マラソンで、すげええ!!」
もう一歩も歩けなかったが、記念品のタオルをかけてもらい、記念の完走メダルを首からかけてもらう。
不思議と、どの子も・・・・・・、天使に見えた!!
記録証を受け取る
ネットタイム5時間と51秒
「おおお。あと、51秒で、4時間台じゃん。うわああ。惜しかったああああああ」
きっと、来年も再チャレンジせよ!との神のお導きであろう。
その夜
麻里が贈ってくれた花束!
「パパ 本当に走ったの!!完走したの??」
「おう。やったぜ。信じられないね・・」
「パパ!!おめでとう!!おめでとう!」
その夜、トレーナーのなべちゃん。今回エイドを引っ張ってくれたベテランランナーだ。それに、友達の鹿子木ランナー。途中タイムオーバーでリタイヤとなった末広ちゃん。それに長女と長男を従え、焼肉で祝勝会!!
やり遂げた達成感で満たされた。
走り終えて
すでに5日が経ちました。
今でも5時間のドラマが詳細に思い浮かびます。
感動をくれたみんなに感謝します。
初マラソン60%という中、完走率93%は、すごい数字。これは声援の賜物だと確信致します!!
ありがとうございました。
ありがとう。俺。
御愛読ありがとうございました。
TrackBack URI : http://www.syoyu.com/site/shachou_blog/archives/1333/trackback
コメント (0)