2009/1/20 火曜日

旧瓶詰め棟 竹のアトリエショップにリノベーション進行中

Filed under: 醤油蔵リノベーション — admin @ 17:41:10

dsc05746.JPGコスタリカの竹を編む。

古い瓶詰め機械を取り除き、跡地をリノベーション中。大きな梁が入りぐっと引き締まったが、更に今回はそれに竹を編む。

竹と竹とのジョイントが結構大変・・・。(写真は、まだ仮設です)

南国の醤油蔵と南米コロンビアの竹 「グアドゥア」との奇妙な取り合わせ。

ここが、浜田醤油の本店のフラッグショップである。

完成には、2週間ほどかかる予定。

床を打つ。

50年近く塞がれた井戸が出てきた・・・。

dsc05685.JPG写真は発見された井戸!!

「うわああ。お祓いせんといかんばい・・・・。井戸ば埋めると水神さんから罰被る・・・・。」

「おどんな、知らんでずっとまたがっとったばい。だけん あそこん罰被ったつばいなああ・・」   と、工房のベテラン。竹下さん(一応女子)が叫ぶ。

(標準語訳 私は、知らないで、ずっとまたいでいた。だから、女性として罰が当たったんだ!)

「社長。早よお祓いしてから綺麗にしてはいよ!!」 と竹下さん。

普段から笑い声でみんなを和ましてくれる竹ちゃんの悲鳴が聞こえた。

「ほんなこて・・・。だけんずううっと  浜田が糞詰まりだもん。 こっで 良うなるばい・・。わははは」  竹ちゃん。

(訳 本当に、だからずっと会社が行き詰っていたんだ。これで会社も良くなるぞ。(笑) )

本当にこれで会社の詰まりが抜けて、風通し良く凧のように舞い上がるような気がしてきた。

その翌日。私は腰痛で寝込んだ。

水神さんの祟(たた)り。と真剣に思う。

工事が完成したら、地元の御坊山(おんぼさん)の氏神様にお願いして、お祓いをしてもらうことに決めた。

井戸を埋めた犯人は、父であった。

そんな父も一時病に伏せた。

なんまんんだあ・・・。(南無阿弥陀仏・・・)

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竹ちゃんは右から2番目。小島町の古くからの住民で小島弁の達人。通訳が必要なほど。

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アトリエショップの完成予想図です。(タルは備品で、イメージです)

2008/12/27 土曜日

明治の蔵と南米コロンビアの竹と南国の醤油の奇妙な組み合わせ

Filed under: この逸品, 醤油蔵リノベーション — admin @ 16:02:53

dsc05627.JPG日頃からお世話になっている隈さんから、書籍が届いた。岩波新書からの新刊だ。

タイトル    「自然な建築」

帯には、 水、石、竹、土、和紙と大地をつなぐ。場所に根の生えた生産行為こそが、存在と表象とをひとつにつなぎ直すことを、日本の大工は直感的に把握していたのである。その方法の現代における可能性を、具体的な場所を通じて探っていくのが主題。

と記載されていた。

5章「竹」   万里の長城の冒険

135ページ。割れない竹 「グアドゥア」 南米産 コスタリカ、コロンビアの高地に生息する竹。

熊本の南国の、濃厚で香り高い醤油の匂いをかいでいるうちに、増築はどうしても竹でなければならないという気分になった。竹の軽さ、やさしさ、清涼感が、南国の醤油の味をさらにひきたてると感じたのである。

と隈さん。

しかしあまりにもたくましいコスタリカの竹。このグアドゥアの粗さに負けてしまう不安を感じたと・・。そこでグアドゥアを裂いて使うというアイデアが閃いた。

と隈さん。

竹と竹とのジョイントがもっとも難しい。実はまだ決定打がみつかったわけではない。過去の繰り返しは簡単だが繰り返しからは感動は生まれない。

新しい組み合わせが新しい解答を要求する。

と隈さん。

明治の蔵とコスタリカの竹と南国の醤油。その組み合わせから、万里の長城とは一味も二味も違う、竹の建築が出現しつつある。

dsc05628.JPG同封されて届いたお手紙。

「グアドゥア」つくるよ!! 隈さん。

夢を諦めずに・・・。つくろう。

2008/11/24 月曜日

旧瓶詰め棟改修工事

Filed under: 醤油蔵リノベーション — admin @ 12:38:08

dsc05407.JPG旧瓶詰め棟を売店と交流スペースにリニューアルする。

前は、ここに一升瓶の瓶詰め機械と洗瓶機械があったが、ペットボトルへの変更と、新しい充填機の導入で、撤去処分とした。

その跡地利用として、小予算でなんとか面白いものを・・・。と試行錯誤の上、隈設計事務所さんと協議して決めたのが、簡易な売店と交流広場兼プレゼンテーションルームである。

建物自体の傷みが激しく強度が不足していることもあり、美しく強化するために、隈事務所さんが提案されたのが、この巨大な梁。

dsc05396.JPGすっげえええ。今までごちゃごちゃしていてなんかみすぼらしかった建物が、ぐううんと引き締まり、シンプルでプレーンで美しくなった。

柱を一本飛ばしたい。そのために、このくらいの太さの梁が必要。かつ建物群全体が引き締まる。

と・・・これも隈マジックだ。

せっかくここまで、隈さんとこにやっていただくのだから・・・・。

充填の様子を見てもらいながら、色々な商品開発を、お客さんと一緒に実現させようというわけ。醤油を使った加工品の数々を、ここで試食などしていただきながら、オーダーメイドで、お客さま独自の調味料開発が可能だ。外食業務用のお客様がメイン。他にも、通販会社さんや、生協さんなども想定している。こだわりの料理人さんや料理教室なども・・。

また、蔵の見学にも備え、浜田醤油の歩みや、小島町の歴史、しょうゆの話。醤油蔵の歴史なども披露する。

あくまで醤油は脇役。料理を美味しくするために、食卓を楽しくするために存在する。名脇役としての醤油の担う役割を、ここでPRしたいと考えている。プロトタイプの商品や、開発途上の商品などもアピールしながら、「こんなことも、あんなことも、こんなものまでできるのね!! 」なんて言ってもらえれば、シメシメ・・・です。

今にも壊れそうだった小屋が、梁一本で見事に蘇った。照明とパーテーションと扉が入ると完成だ。

乞うご期待ください。

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2008/10/13 月曜日

文化庁様ご来社!

Filed under: 会社の行事, 醤油蔵リノベーション — admin @ 19:40:07

dsc05090.JPG写真右から3人目が、文化庁文部科学技官の清永洋平さん。霞ヶ関からわざわざ当地へ国登録文化財の視察で来られた。お供の方々は、県と市の文化財課のみなさん。この後は、熊本城本丸御殿復元現場へ視察らしい。

滅多にない機会。いや、二度とはない機会なので、記念撮影をした。県、市の文化財担当のみなさんとともに。清永さんの左が濱田会長 (実父)。

どうして、文化庁様がご来社か・・?  登録文化財の補修について、設計・管理料の半額を国庫補助してくれる制度があるとのこと。

ただし、施工費についての補助はない。この施工費分の補助を県か市が補助してくれると助かるのだが、財政難の状況からすると、難しいようだ・・・。

この国庫補助制度、熊本市の教育委員会さんが調べてくれた。登録文化財も毎年数が増えているが、維持するための仕組みは国にはまだない。今は、美しい日本の街並みを維持形成するために、昔の建物を登録しておくことを第一義にされている方針。

これから先、登録して残った建物を、保存する制度も充実してくることを、密かに期待している私・・・。

来年度のことだが、改修工事を行なう場合は、事前に申請が必要。主屋の改修工事が残っているので、一応申請を図ることにした。

・・・というわけで、文化庁さんの本日の下見に至ったという経緯。

「この醤油蔵の文化的価値は?どう判断されますか?」と私が質問する。

「うううん。まあ比較的新しい?建物ですから・・・。新しいと言いましても、われわれ、古いものは飛鳥時代のものから調査していますので・・・。はい。」と文化庁の清永さん。

飛鳥時代?!!と比較されてはたまらない・・・・。だんだんとアドバイスを受けるうちに・・・、悠久の時代の流れ。日本という国は、とても折り目の正しい美しい国だと感じた 。

地域の景観を形成した建物である蔵。大事にして、次世代へ引継ぎ守りたいと思った。

2008/10/1 水曜日

「醤油の日」 浜屋通販いよいよスタート迫る!!

Filed under: 会社の行事, 醤油蔵リノベーション — admin @ 9:45:38

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10月1日は醤油の日であります。

熊本県で100番目となる国登録有形文化財となった蔵の前。

ものつくりを担当する精鋭?の工房チームの集合写真。写真右端が通販担当の山川さん。

         「私たちが誰にも負けない情熱とパワーでお応えいたします!!」

それが行動指針。

変えないために変わり続けること

それが行動理念。

守り続けるために、常にチャレンジ精神を持って変革に挑む。変化に適応すべく変わり続けること。

 

ダーウィンの進化論ではないが、「強いものが生き残るのではない。変化に対応できるものだけが生き残るのだ!!」

そう信じて、全員で変化にチャレンジしている。通販もいよいよ今月10月からスタートです。

1818年。江戸時代後期。「浜屋」の屋号で創業した。初代は卯三郎。1887年(明治20年)に醤油醸造業へ転業。以前は穀物商いをやっていたようだ。創業時の屋号にちなんで、通販名を「浜屋」としました。

第1弾は、やはり、浜田醤油の看板商品。「たまごかけごはん専用醤油」のセット商品。

うわ!おいしい。

と皆さんの期待を・・・予想を・・・はるかに超える商品つくりに腐心しました。

乞うご期待ください。

2008/8/21 木曜日

日本デザインセンター「原研哉」さん

Filed under: 醤油蔵リノベーション — admin @ 10:25:29

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隈事務所の藤原君と話す原研哉さん(右)。

銀座日本デザインセンターで、隈先生、原先生にお集りいただき、、醤油蔵リノベーションのキックオフミーティング開催。

改正に改正を重ね、これからがまだ長丁場。

苦しい現状を伝え、売店のイメージがなかなか出来ないので、相談した。

「そりゃ、浜ちゃんが決めないとだめだよ」

隈さんから檄が飛ぶ。

「で、僕は何をしたらいいですか??」原さん。

「・・・・・・」返す言葉が見つからず、沈黙・・・。

「僕はずっと待ってますから、あわてなくていいですよ。まずは、工場の立ち上げに全力上げて、それからでも売店や蔵のグラフィックなんか遅くないですよ 。ずっと待ってますから。遠くで見守ってますから・・・。」

さらに、

「今のラベル。なかなか良く出来ていますよ。あまりスーパー受けするようなラベルに揺れないでいいのでは??このラベルで展開しながら、直売のプレミアムを導入するときに、やりましょう。それまでしっかり現状を立て直して、儲かってください。 」

励まされる。

まずは1期工事の修正手直しを早急に実施して、それから挑もう。残された時間は半年。そう言い聞かせた。

2008/6/23 月曜日

工房チーム会議

Filed under: 会社の行事, 醤油蔵リノベーション — admin @ 16:31:04

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工房会議の様子。議長は専務が務める。

最終兵器が導入されて3週間が経つ。稼働状況はどうか?何が問題か?

「機械にこき使われて、もう体がぼろぼろです・・・。」

そんな悲鳴が聞こえてくる。

「段取りどころではなかです。もう振り回されて大変です・・・。」

「工場が封鎖されているので導線が悪くて、準備に大変です。ドアをつけてもらえませんか・・・」

「洗瓶機の音がうるさくてうるさくて、ただでさえヘンな頭が、ますますヘンテコになります・・・耳栓が必要です。助けてください。」

なかなか核心にいけない。生産性向上や衛生管理。防虫、防塵対策・・。問題は山積している。

無理もない。今までの環境からすれば大きく違うのだから。

がんばれ。工房チーム。製造・技術の上に当社はあるのだから。浜田醤油のメーカーとしての存在価値の将来を工房チームに託す。

毎日祈る日が増えた。

2008/6/17 火曜日

あら 伊達な道の駅。佐藤仁一社長。

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経済同友会。経営開発部会の西田部会長、泉副部会長が中心になり、一流に触れる旅を企画されている。昨年好評であった東北は宮城県大崎市、池月道の駅視察旅行。そのときのご縁で佐藤社長をお招きされたようだ。

佐藤先生の講演が終わり、同友会事務局で雑談をしていたら、ひょこっと講師が登場された。ラッキー!!!

こころで叫ぶ。できればもっと話が聞きたかったからだ。

思い切って、工場を見てほしいと誘う。大雨にもかかわらず、来てくださることになった。

「いやあ。うれしかです。どうですか?アトリエ工房と命名しました。多品種小ロット対応。オーダーメイドでできます。」

「ほう。醤油業界も多様化に対応しようと、ようやく動き始めましたな・・。面白い。」

「このカレー醤油。これが第1号です。」

「ほう。これはおもしろいですね・・。さっそく道の駅でも販売してみましょう。2ケースほど送っておいてください。レストランでも使ってみましょう。ついでにこちらの卵かけ専用醤油も送っておいてください。」

カレーライスにかける専用醤油。九州を飛び越えて、いきなり東北へ!!

「ご覧になられていかがでしたか?」

「20分ほど見せていただいただけですが、醤油マイスターの専務。弟さん。いいですね。スターにしたほうがいい。工房のみんなが専務のサポーターができるようになるといいですね。それに総務のみなさんもフレッシュでいい。すばらしいです。財産ですよ。後は社長がどうフォーメーションを組むか。それに掛かってます。専務中心のチームを作ったらいいのではないですか?」

さすがに日本一の道の駅に導かれる社長の眼力はすごい。あっという間に本質を炙り出した。

「 魁(さきがけ)となるような動き。継続してください。他の業界では当たり前でも醤油業界では斬新なことが多々あります。ブランドイメージも定着しますよ。私もいい刺激と勉強になりました。」

どこまでも謙虚である。

数日後、道の駅の売れ筋と思われる醤油調味料、お酢など数点が郵送されてきた。

佐藤社長。ありがとうございました。成果があがるようにがんばります。

2008/5/23 金曜日

マイしょうゆ!いかが

Filed under: 会社の行事, 醤油蔵リノベーション — admin @ 19:38:10


dsc04719.JPGオーダーメイドしょうゆ。生産開始。食の嗜好の多様化に対応して、細かなニーズを取り込むことで、顧客拡大を狙う!!そんな見出しで取り上げていただいた。

熊本日日新聞(通称 熊日)5月20日(火曜)朝刊だ。

結構いい男に写っている。と自負していたが、若い私をご存知の方から、「浜田さん、だいぶ年取ったね。老けたよ・・。」とズバリ。いい歳の取り方をしているかどうか?は自信がないが、まあ、さておき、記事になった。

「新聞見たよ!」反響は大きかった・・。

「良いところに目を付けたね・・・」「どうやって注文受けるの?」「どんな風に頼めばいいの?」「どんな商品を作ってくれるの?」「100リッターって個人には多いわ・・」「そんな投資して大丈夫ね・・」「そんなニーズあるの?」「いちいちそんなニーズに応えてたら採算合わんど?!どうするつもり?」「面白そうだね!」「バックの照明が斬新できれいかね。」などなどご意見はさまざま・・。賛否両論。心配げな声も多い。

迷いはないと言えば嘘になるが、オーダーメイド醤油と言えば濱田。マイ醤油と言えば、浜田醤油という差別化を図り、今後の濱田醤油のリブランディングには必須のことだと確信している。

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写真左は完成したアトリエ工房。右は、マイ醤油充填機。

2008/5/16 金曜日

伊東順二先生とメモリードグループの吉田CEOの2ショット

Filed under: 醤油蔵リノベーション, 気になる人と話題 — admin @ 20:07:17

dsc04514.JPGこの写真は北京での1コマ。建築家隈研吾展が北京で開催されたときの展覧会での写真。向かって右が吉田社長、左が伊東順二先生。隈さんつながりだ!!

「ニューヨーク醤油を作ろう。」伊東先生。先生は女優「小川知子」さんのご主人。元長崎県立美術館館長。長崎美術館も隈さんの代表作品

「香典返しの醤油セットを作れ。」吉田社長。 社長はメモリードグループのCEO

隈さんの展覧会だといいうのに、中国でも醤油は熱い、実にありがたい。特段、浜田醤油でなくてもかまわないのだろうが、そこは日本人。醤油という「ことば」には相応の想いが募るのでしょう・・・。きっと。

そんな北京でお会いできた、吉田社長が、熊本の醤油蔵を見に来られた。フットワークの軽さに、成功された裏づけがある。

吉田社長。冠婚葬祭ビジネスを、長崎を基点に全国に展開中だ。熊本ではセルモグループの安田社長と親しい間柄らしい。

25歳で創業され、一大財閥を築かれた。月に1000件もの葬儀をこなされると聞く。東京のマツダのショールームを隈さんが過去建築されたと聞いているが、そのマツダのショールームを買い取って葬儀場にリノベーションされたと聞いて驚いた!!

吉田社長。長崎の一等地の高台に、今度は隈研吾建築のホテルを建てられるという。すごい!!

今回は、奥様と三男さんを連れられて、当社のレストランを見に来られた・・・。が・・・。

「レストランはどこかしら?」奥様。

「実はまだできておりません。ご覧のとおりで・・・。ようやく三番蔵が完成しました・・」私。

「・・・・・。」沈黙・・。思い空気・・・。

「いつ完成なさるの?」奥様。

「と、と、当分かかりそうです。ようやく6月から2期工事の売店に着工するところですから・・・」苦笑いの私

「あらそう。じゃあ私たちのホテルが早そうね。来年2月には完成しますわ・・」奥様

「せっかくですから、座敷でお茶でもいかがですか?レストラン料理というわけにはいきませんが・・・。ははは」

笑うしかなかった。

座敷で母の点てたお茶を一服しながら、そんな私を感じてか、

「壮大な計画ですね。うちもかれこれ5年やってます。お宅はテレビに出られたからもうできてると思ったが、難産ですね・・。でも楽しみだ・・・。」吉田社長。

「そうですか。当社も丸5年かかってようやくここまでです。」吉田社長のフォローがうれしかった。

「それじゃああと5年かかりますなあ・・・。5年後の完成予定のレストランを楽しみにしておりますよ。それに、こんなステキな蔵なら、そこで働く社員さんのモチベーションが上がるでしょう!!」 吉田社長。

大成功を遂げられた社長だけあって、実に丁寧で、おおらかで、どこか和む豊かなご夫婦である。

そんな吉田社長一家のおかげで、今度の新工場。アトリエ工房話に華が咲いた。

「ならば、浜田さん。香典返しの醤油セットを作ってくださいよ!いいものできたら採用させてもらいますから・・」

飛び上がるほど嬉しかった。

世界の隈さんを通じて、また、新しい人間関係が生まれた。

「よし。次は、伊東順二先生プロデゥース。ニューヨーク醤油だ!!」

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釣魚台国賓館にて伊東先生と。

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