人吉花火大会
毎年恒例お盆の時期、球磨川で開催される花火大会。今年もまた昨年に引き続き足を運んだ。十五夜の月夜が幻想的である。
花火の前に人吉温泉に入ろうと家を出てきたが、途中、万江川で地元の人たちが川遊び。それを眺めて、自分たちも泳ぎたくなった。
あまりのきれいさに、着替えがないのもどうでもよくなり、川に飛び込む。すっかり日が暮れ、温泉は断念。
まずは、腹が減っては花火もまずい・・・。と決め込み、うなぎ屋へ!!
7時半からの開演に、間に合わないのでは?と注文したうなぎを子供達がせかす。
「大丈夫。すぐそこだけん音がしてからでも充分よか・・・。なんなら2階の窓から見てよかよ。」
動じない白石うなぎ屋さん。実に豊かでおおらかである。
人吉は、花火のほかに、色々名物はある。
2件のウナギ屋さんが軒を並べて競い合っているのも名物。「白石うなぎ屋」さんと「上村うなぎ屋」さんだ。街でこの2件を知らない人はいない。街の人はどちらかの店のファンに2分されるから驚き・・・。
河川敷で見るその花火は、そんじょそこらの花火大会とはまるで違う。火の粉が落ちてくるような位置で花火を拝む距離感が見ごたえの秘密。
「どどーーん」腹にくる音。ライブとはこういうものだ。このライブコンサートと比較すると、市内のものは、安物のカセットデッキから流れる音楽。
熊本というところは花火を見る環境でも日本一ではないか??渋滞も無ければ、押すな押すなのクレームも無い。実にみんな穏やかでゆっくりと身近に花火を眺めることができる。
「ぴゅー・・ドドーン」
「車。駐車場に置いて行ってもよかよ。鍵ば預けてください。」実に豊かでおおらかである。
「花火が割れたと同時に音がするね。0秒だ。」子供がはしゃぐ。
人吉花火大会には、花火ごとにそれぞれ協賛がついている。人吉に溶け込んだアナウンサーの声で協賛案内がある。これも風物詩だ。30回の花火があがる。時間にしてなんと1時間半!!の長丁場。悠里を肩車していたが、さすがに疲れて根を上げた・・・。
球磨川河川敷の旅館の名店は、この日とばかりに浴衣姿で窓から宿泊客が身を乗り出している。さながらVIPである。 これも風物詩だ。
最後に風物詩といえるかどうか?人吉は蚊取り線香も虫除けスプレーも要らない。蚊がいないのだ。これも驚きである。!!人間に優しい街である。
少し足をのばせば、こんなにも豊かな自然のアトラクションが準備されている熊本。誇りに思う。
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