熊本城本丸御膳
熊本城築城400年を記念して、本丸御殿が完成。藩主、細川公の大御台所の御膳を再現された料理を堪能できた。
1日30食限定なのか?なかなか予約が取れないと聞く。
さっそく献立の説明に入る。
右上の料理。 御鱠(なます) 鯛の刺身です。
その下に調味料が2種あるが、これに注目。 煎り酒と橙酢だ!
煎り酒は、醤油の普及前、室町末期ごろからある調味料らしい。(実は、初めて知った!) つくり方は熊本特産の赤酒と削り鰹、梅干等を煮詰め、濾す。
今で言うと、煎り酒が醤油で、橙酢が、ポン酢醤油ってとこか・・・・。
右下の料理。 御汁 くしいと 麦味噌仕立てで、「くしいと」とは、ポルトガルから伝来したゆでた肉料理に由来するものらしい
中央上の料理。 御肴。いわゆるメインディッシュ! この膳には、水前寺のり、干こる豆、妙解寺納豆、辛子レンコン、銀杏てんぷら、二色玉子、それに源氏柿
なんか聞きなれない難しい献立だ。
水前寺のりは、水前寺菜同様、熊本藩の献上品で有名。熊本特産「ひご野菜」に指定されています。
干こる豆は、熊本特有の保存食で、納豆の塩漬け。
妙解寺納豆は、細川藩主の菩提寺の妙解寺の寺納豆。
銀杏てんぷらは、熊本特産の銀杏をすりつぶし、葛でつないだ落とし揚げ。
二色玉子の説明は不要と思うが、黄身と白味。
源氏柿とやらは、柿に小麦粉の衣をつけて揚げた料理。これは美味い!!
さらに、 御肴の膳の下には、お香のもの、お猪口、その左に、御平椀。これには、蓼蒸鮎(たでむしあゆ)。これは、熊本特産の鮎をたっぷりの蓼と酒煮した料理。
左下の料理。これは、骨董飯(ごもくめし)。白飯に数種の具を混ぜ、すまし汁をかけたものだが、本日は、ベッコウ餡をかけてある。
左上の料理。お菓子は、から芋餅。
これらの料理、献立はすべて、郷土料理の名門。「青柳」さんが提供してくれている。
この方が、美人若女将の倉橋恭加さん。真剣に料理、献立のことを語っていただいた。
味も然る物ながら、脳も十分に満たされた、脳を心地よく刺激してくれる料理であった。
食事の後、若女将さんにご挨拶に行った。
「いやあ。とても満足しました。再現は大変だったでしょうねえ・・。冷蔵庫なんてなかった時代ですし・・」
「そうですね。ですから、どうしても塩分が高めになりますよね・・・。それで長生き出来なかったのかしら・・・」と若女将。
「これを機にぜひ、当社もよろしく!!」
営業トークになってしまった・・・。これからの、青柳さんとの商品開発が楽しみになってきた。
乞うご期待!!
一度拝観ください。
予約・お問い合わせ
平日:熊本国際コンベンション協会 096-359-0363
土日祝:郷土料理 青柳 096-353-0311
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