2008/12/1 月曜日

熊本城本丸御膳 

Filed under: この逸品, 贔屓にしているうまい店 — admin @ 20:47:23

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熊本城築城400年を記念して、本丸御殿が完成。藩主、細川公の大御台所の御膳を再現された料理を堪能できた。

1日30食限定なのか?なかなか予約が取れないと聞く。

さっそく献立の説明に入る。

右上の料理。 御鱠(なます)  鯛の刺身です。

その下に調味料が2種あるが、これに注目。 煎り酒と橙酢だ!

煎り酒は、醤油の普及前、室町末期ごろからある調味料らしい。(実は、初めて知った!) つくり方は熊本特産の赤酒と削り鰹、梅干等を煮詰め、濾す。

今で言うと、煎り酒が醤油で、橙酢が、ポン酢醤油ってとこか・・・・。

右下の料理。 御汁   くしいと  麦味噌仕立てで、「くしいと」とは、ポルトガルから伝来したゆでた肉料理に由来するものらしい

中央上の料理。 御肴。いわゆるメインディッシュ!  この膳には、水前寺のり、干こる豆、妙解寺納豆、辛子レンコン、銀杏てんぷら、二色玉子、それに源氏柿

なんか聞きなれない難しい献立だ。

水前寺のりは、水前寺菜同様、熊本藩の献上品で有名。熊本特産「ひご野菜」に指定されています。

干こる豆は、熊本特有の保存食で、納豆の塩漬け。

妙解寺納豆は、細川藩主の菩提寺の妙解寺の寺納豆。

銀杏てんぷらは、熊本特産の銀杏をすりつぶし、葛でつないだ落とし揚げ。

二色玉子の説明は不要と思うが、黄身と白味。

源氏柿とやらは、柿に小麦粉の衣をつけて揚げた料理。これは美味い!!

さらに、 御肴の膳の下には、お香のもの、お猪口、その左に、御平椀。これには、蓼蒸鮎(たでむしあゆ)。これは、熊本特産の鮎をたっぷりの蓼と酒煮した料理。

左下の料理。これは、骨董飯(ごもくめし)。白飯に数種の具を混ぜ、すまし汁をかけたものだが、本日は、ベッコウ餡をかけてある。

左上の料理。お菓子は、から芋餅。

これらの料理、献立はすべて、郷土料理の名門。「青柳」さんが提供してくれている。

dsc05332.JPGこの方が、美人若女将の倉橋恭加さん。真剣に料理、献立のことを語っていただいた。

味も然る物ながら、脳も十分に満たされた、脳を心地よく刺激してくれる料理であった。

食事の後、若女将さんにご挨拶に行った。

「いやあ。とても満足しました。再現は大変だったでしょうねえ・・。冷蔵庫なんてなかった時代ですし・・」

「そうですね。ですから、どうしても塩分が高めになりますよね・・・。それで長生き出来なかったのかしら・・・」と若女将。

「これを機にぜひ、当社もよろしく!!」

営業トークになってしまった・・・。これからの、青柳さんとの商品開発が楽しみになってきた。

乞うご期待!!

dsc05340.JPGこちらは、豪華絢爛。話題の昭君之間です。

一度拝観ください。

予約・お問い合わせ

平日:熊本国際コンベンション協会  096-359-0363

土日祝:郷土料理 青柳  096-353-0311